内容
超能力者というものを職業にしている人を対象としたノンフィクション作品でした。著者はAなどで有名な森達也氏です。
感想
スプーン曲げの清田益章氏、UFOを呼ぶ秋山真人氏、ダウジングの堤裕司氏の三人が登場します。 清田益章氏 は小さい頃はテレポーテーションもできたそうです。
書籍の中にも出てきますが、超能力の研究では東大の福来友吉博士が有名です。リングのモデルとなった実験を行った人ですが、超能力の実験が失敗に終わり教授の職を追われました。そのため、日本では超常現象を研究するとろくなことにならないという風潮になってしまったわけです。このことは、催眠術にもいえ、成瀬吾策氏の「催眠術」にもそうした記述が出てきますね。
超能力や超常現象、心霊現象はあるかもしれないし、ないかもしれないというスタンスでいるのがいいように思います。自分はかたくなに信じない信じるというどちらかのスタンスだと簡単に反対に振り切ってしまいそうで怖いので。中島らも氏もそういうことをいってましたね。
2022年43冊目 KindleUnlimited 2022年2月26日読了
リンク
関連
コメント